今朝もレスターと午前6時半から散歩。
紅葉とレスター撮れればいいなぁ〜と慌てて切ったシャッター
画角が・・・ そんなことは気にせず残せた2018.11.26の朝
ちゃんとお座りしてくれて、カメラ目線してくれたレスターは良い子
ISOを合わせる時間もなかった。
いつもの散歩コース
今月の半ばから少し気になっていたことがあった。
ちょうど、初めて声をかけさせてもらったのがこの写真を撮った付近だったように記憶する。
レスターと散歩に昆陽池公園に行くようになって度々見かけた、すらっと背が高く品のあるご婦人、
いつも背筋を伸ばし、帽子を深くかぶって足早に歩く方だった。
気を使いすぎるせいか、男であることがハンデなのか、
やはりなかなか声をかけることができませんでした。
それから間もなく、
会釈から始まり、「おはようございます」と声をかけれるようになった。
話をするまでは60代の方だと思っていた。
それから、立ち止まって話をするくらいになり、
長い時は10分ほども話すこともあった。
とても、上品で優しい容姿と変わらない美しい人です。
11月の中旬
ご婦人から、
「あなたに話したいことがあったのよ」と、声をかけてもらった。
「私ね、今月末でこちらを引き払うことにしたの」と、
まだ、会えることはあるわねとその日は別れた。
それから数日後に、
片付けなどで忙しくされていて散歩にでて来られなかったと会えない日が続いた。
まだ、1週間ほどあるので次に会った時に連絡先をお渡しできたらと思い、レスターの写真を使ったネームカードを作成したが、それから朝の散歩で会えることはなかった。
今日も会えなかったと、あの時に連絡先をお渡しさせてもらえば良かったと諦めていた。
そして、今朝の散歩、
観察橋のそばで他の方と話をされているところを偶然通りがかった。
ご婦人、
「あの、ちょっと待って、私あなたとお話があるの」と、
僕も、
「わかってますよ、僕も伝えたいことがありますから」と、
何か恋話のようですが、
今日もポケットに入れておいた、
レスターのネームカードを手渡し、
「鹿児島に行ったら泊めてくださいよ」なんてずうずうしいことまで伝えた。
実は、
今日までお互いの名前も連絡先も知らない関係でした。
話を続けていると、
知らぬ間に姉さんと言っていた・・・
姉さんの名前を教えてもらい、
記念にレスターと写真を撮らせて欲しいと申し出た。
いつもは少し控えめなレスターも写真を撮る時には大はしゃぎして、
姉さんの洋服は泥だらけになった。
「いいのよ、いいのよ、こんな思い出つけてもらって嬉しいわ」と、
たくさんシャッターを切った中の1枚
もしかすると、
名前も知らないまま、
明日は、引っ越し、
明後日は飛行機で鹿児島へ
本当に今朝会えなかったら、連絡先も知らないまま、もう2度と会うこともなかったかも知れない小さな出会い。
もし、鹿児島に帰られなかったら、今も名前も知らない散歩中に時々話をするだけだったかも知れません。
今朝は雨じゃなくて本当に良かった。
家に帰って、
すぐに、ママに
桜ヶ丘のご婦人に会えたよ!と報告、
鹿児島にも知り合いができたから来年行けるねと。
お体に気をつけて、
素敵な出会いをありがとう。
鹿児島からの便りを待っています。